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地域×キャリアデザインプログラムin岩泉 報告2

2024.9.15

前回に続き「地域×キャリアデザインプログラムin岩泉」の、新しい試みについてです。

↓前回を読んでない方はこちらからどうぞ↓
地域×キャリアデザインプログラムin岩泉 報告1

社長講話

・岩泉ホールディングス山下社長・ヤマト運輸担当者による流通の話し
昨年、大谷翔平が「世界一」と紹介し、更に有名になった岩泉ヨーグルト。今や岩泉を代表する商品と言っても過言ではありません。それを製造販売しているのが山下社長率いる岩泉ホールディングス。今回は参加学生の皆さんに、山下社長の話を聞いてもらいました。それだけでも十分に面白いのですが、今回は岩泉ヨーグルトの全国展開を支えている、ヤマト運輸の担当者にも来て頂き、地方と流通についても話して頂きました。

いくら地方で素晴らしい製品を作っても、流通が無ければ消費者の多い都市部へと、届けることは出来ません。特にヨーグルトは冷蔵での流通が必須であり、現在岩泉ホールディングスには、毎日ヤマト運輸の大型冷蔵トラックが直付けされ、約1000個の商品が全国に発送されているそうです。

学生たちは現在の岩泉ホールディングスを作った、山下社長の話を直接聞き、様々な事を感じ、学んだようです。


豆腐作り
・豆腐作り
日本食に欠かせない豆腐。ところがその豆腐の製造方法を知っている人は、どれくらいいるでしょうか?学生たちが後半に宿泊した岩泉町の有芸(うげい)地区では、自分たちで大豆を栽培し、豆腐を作る文化があり、現在でも行われています。今回はその豆腐作りを体験してもらいました。

地元産の大豆を使い、薪を使って湯を沸かし、二人がかりで絞り、手作りの豆腐が作られていきます。学生たちも作業をしながら、豆腐がどのように出来ていくのか、驚きながら学んでいました。もちろん最後は、出来立ての豆腐をみんなで頂きました。

地域×キャリアデザインプログラムは、単なるインターンシップのプログラムではなく、地域の「仕事」と「暮らし」を学んでもらうプログラムです。

社会に出るという事は、「働く」と同時に「暮らす」ことでもあり、自分の将来の選択肢を考えるときには、「働く」ことと「暮らす」こと、両方を考えて欲しいと私たちは考えています。

最終回となる次回は、メインプログラムについて書いていきたいと思います。

一般社団法人 KEEN ALLIANCE
岩泉町移住コーディネーター穴田光宏