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真冬の岩泉体験ツアー報告2(冬の岩泉型インターンシップ)

2023.2.14

体験ツアー体験ツアー真冬の岩泉体験ツアー(2023/01/13~15)

参加者:岩手大学 農学部2年 中村江梨香

夏のインターンシップ以上に、自分の具体的な将来を考えました。現時点で特に酪農に興味がありますがどんな芯を持ってそれに携わり、どのようなこだわりをもって突き進むのか、今後そこを明確にしたいと思います。

現在の日本では生産地と消費地がかけ離れ、消費者が生産の現場を知ることはほとんどありません。お肉や乳製品が、どのような過程を経て商品になっているのか考える人はどれだけいるでしょうか。多くの人は、動物が何を食べてどのような環境で育っているのかを知らないでしょう。実際のところ知らなくても生きていけるので、それでもいいのかもしれません。しかし私は自分や家族の口に入るものの背景を知ることは、命をいただく側の責任であると考えています。それを知ってこそ、いただきますやごちそうさまという言葉の重さを理解し、命をいただくことは決して当たり前ではないことに気がつけると思います。

現在は、様々な社会情勢の影響で畜産業も苦しい局面に立っています。
畜産が抱える問題はとても幅広く、現状を変えることは決して簡単ではありませんが、生産者・消費者それぞれにできることがあるはずです。私はそれも考え続けたいと思います。

夏のインターンシップ同様、今回も岩泉の方々はとても温かく迎え入れてくださりました。人の優しさやぬくもりを感じられることは当たり前ではないため、素敵なこの街がさらに大好きになりました。ありがとうございました。

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