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2017岩泉町地域おこし協力隊募集
・田舎で暮らすのって結構大変です。
豊かな自然。余裕のある暮らし。田舎暮らしって憧れますよね。でも、実際は結構大変です。なんといっても一番の問題は仕事だと思います。仕事が無いからと、田舎を離れる人も少なくないのですから。もちろん田舎には色々なビジネスチャンスがあって、他所から来た視線を生かして、就職ではなくて起業という選択肢もあります。でも、それもいきなり知らない土地にやって来て、知らない人々の中で成功する確率は極めて低いでしょう。
・じゃあ田舎暮らしって無理なの?
いえいえ、いきなり田舎に定住しようと思うから大変なんです。まずは1年でも2年でも試しに地域で暮らして、人々と付き合うところから始めると案外ハードルが低くなります。ぱっと見ではわからなかった地域の魅力やチャンスが見えたり、親しくなった地域の人が助けてくれたり、自分の活躍する場所が見つかる可能性も高くなります。
・でも、そのお試し期間の生活はどうするの?
その答えが「地域おこし協力隊」です。「地域おこし協力隊」は国が勧めている制度で、岩泉町でも「岩泉町地域おこし協力隊」として実施しています。隊員として採用されると任期中は月額20万円程度の報酬が支給され、住居や生活などの面も岩泉町役場や支援機関がサポートしてくれます。任期は最長で3年間を予定していて、この間に任期後の方向性を決めればいいわけです。
・「地域おこし協力隊」って日本中で募集していますよね?
全国各地で地域おこし協力隊は募集しています。応募してくれる人を増やすために「何でもできますよ~」と宣伝する市町村も少なくありません。岩泉町でも「フリーテーマ」で自分で企画を作り、仕事を進めていく隊員も募集しています。でも、一番お勧めしたい、岩泉町らしいのは次の二つの職種です。
昨年の台風10号による被災以降、岩泉町では産業の再建が必須の課題となっています。地域で暮らす人々も、明日を見つめながら一歩一歩、復興に向けて歩んでいます。そんな人々と共に地域を作っていく仲間を募集しています。岩泉ヨーグルトを作っている岩泉乳業や龍泉洞の水を作っている岩泉産業開発の親会社であり、地域の産業をけん引する「岩泉ホールディングス」。そこで新規事業の立ち上げなどに関わる「特命部長」。町の大半を占める森林をFSC認証など新たな枠組みで活用し、岩泉の山々に新たな価値を地域の人々と共に作り出していく「森林コンダクター」、どちらも岩泉町らしい具体的な職種で、地域おこし協力隊任期終了後を見据えた職種でもあります。
エントリー期間は2018年4月29日までとなっていますので、興味のある方はお気軽にお問合せください。なお、お問い合わせ先や報酬、応募条件等の詳細につきましては、下記の岩泉町役場HPをご参照ください。皆様からの応募を心よりお待ちしております。
岩泉町役場
「岩泉町地域おこし協力隊 隊員募集
~新しい一歩をいわいずみで踏み出してみませんか?~」