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【イベント】11/16 木を植えない林業@東京・科学技術館

2019.10.23タグ: , , , ,

執筆者:一般社団法人 KEEN ALLIANCE
岩泉町移住コーディネーター
穴田光宏
(2019/10)

 

木を植えない林業って知っていますか? 実は「林業=植林」ではありません。単一の樹種を植林した森ではなく、多様性に溢れた広葉樹の森。私たちはそこに地域の未来を見据えています。

 

岩手県岩泉町と岐阜県飛騨市。この遠く離れた二つの地域は、広葉樹林業の可能性という点で同じ方向を見据えています。今回、この二つの地域が東京で同席し、広葉樹の未来を語り合います。

 

林業と言うと多くの人が、木を植えて、間伐や枝打ちなどの手入れをして、何十年後に切って、木材にして、というイメージを持っていると思います。ところが広葉樹の林業は基本、木を植えません。植林しません。そう聞くと環境破壊?とか思うかもしれませんが、とんでもない。全くの反対です。

 

萌芽(ほうが)って知ってますか?主に広葉樹で見られますが木を伐採すると、切った面の少し下あたりから新たな芽が出てきます。これを萌芽と呼びます。この萌芽は段々と成長として、再び大きな木になります。つまり伐採した後にわざわざ植林をしなくても、再び広葉樹の森は再生していくのです。

 

植林をする林業はスギならスギ、ヒノキならヒノキを一面に植えるので、スギの山やヒノキの山が出来るわけですが、植林をしない広葉樹の山ではシラカバ、ナラ、クリなど色々な樹種が育ちます。また初期のうちはタラノキが多く生えるなど、時期によっても樹種が異なるなど多様性に富んだ山になります。その多様性に富んだ山を、今まで以上に活用しようとするプロジェクトが岩泉町と飛騨市で進んでいます。そのプロジェクトに参加する人を募集したいのです。

 

まずはこの多様性に富んだ広葉樹の林業について話を聞いてみませんか?

 

日時:2019年11月16日(土)13:30~16:45
場所:科学技術館 第2会議室
   東京メトロ東西線 「九段下」徒歩7分
   東京都千代田区北の丸公園内

 

定員:25名(事前申し込み制) 参加費:無料
申し込み方法:peatixもしくはfacebook経由にて

 

プログラム
13:00 開場・受付開始
13:30 主催者挨拶
13:40 広葉樹林業の今とこれから(岩泉町&飛騨市)
14:20 岩手大学農学部 伊藤幸男准教授によるまとめ

14:40 休憩(10 分)

14:50 パネルディスカッション
    「広葉樹林業が生み出す地域の未来」
     コーディネーター:伊藤幸男准教授 
     パネラー:岩泉町&飛騨市 行政・林業関係者(詳細は下記を参照)
16:00 林業系地域おこし協力隊募集説明(岩泉町&飛騨市)
16:30 質疑応答
16:45 終了

 

終了後、林業系地域おこし協力隊個別相談会を行います。関心のある方はお気軽にご参加ください。

 

コーディネーター:伊藤 幸男(Ito Sachio)さん 

 

岩手大学農学部森林科学科准教授 
1970年岩手県生まれ。1993年に岩手大学農学部林学科を卒業後、同大学大学院博士課程を経て、1997年より岩手大学農学部助手、現在に至る。

 

専門は、森林政策学、木材産業論で、地域林業問題や木質バイオマスエネルギーについて研究を行っている。主な著書に「地域森林管理の主体形成と林業労働問題(共著)」(日本林業調査会、2011年)、「「緑の雇用」のすべて(共著)」(日本林業調査会、2015年)などがある。

 

パネラー:
松本 剛(Takeshi Matsumoto)さん 

 

株式会社飛騨の森でクマは踊る 代表取締役COO
環境コンサルティング会社勤務を経て、2009年、株式会社トビムシに参画。2015年、岐阜県飛騨市に飛騨市と株式会社トビムシと株式会社ロフトワークで官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)」を設立、取締役就任。

 
 
2016年、古民家を改装した滞在型ものづくりカフェ「FabCafe Hida」をオープン。2019年より現職。国内外の建築家やデザイナーとの交流を通じて、広葉樹林の活用と、木工加工技術を活かした新しい木製品の企画・開発・コーディネートに取り組む。

 

株式会社飛騨の森でクマは踊る https://hidakuma.com/
FabCafe Hida https://fabcafe.com/hida/
株式会社トビムシ https://www.tobimushi.co.jp

 
 

竹田慎二(Takeda Shinji)さん 

 

飛騨市役所 林業振興課 課長補佐
1973年飛騨市(旧古川町)生まれ、飛騨市育ち。平成4年に旧古川町役場に奉職。

 
 
税務課、住民課、農林課、企画課などへの配属を経て現職。企画課配属時に地域資源として市内森林の7割を占める広葉樹に着目。広葉樹活用の新しい仕組みとして、㈱飛騨の森でクマは踊るの設立を企画。現在は林業振興の立場から引き続き飛騨市の広葉樹活用プロジェクトを推進中。趣味は登山・スキー。平日は仕事で、休日は趣味で、結局1年中山に通う「山バカ」。

 

飛騨市広葉樹のまちづくり https://www.facebook.com/we.will.create.the.future.with.hardwoods/

 
 

木村勇太(Kimura Yuta)さん 

 

奈良県生駒市生まれ ニチエイ調理専門学校卒 料理人をするなかで、素材に興味を持ち、2012年に岩泉町へ。放牧酪農の牧場での研修を経て、岩泉町有芸地区に定住。

 

上山林業有限会社で広葉樹林の伐採などをしつつ、地域の消防団にも参加するなど、ローカルな暮らしをする。奥さんと4歳の息子さんの3人家族。

 
 
 
今村篤(Imamura Atsushi)さん

 

岩泉町役場 農林水産課 林業水産室長
兵庫県姫路市生まれ 岩手大学工学部卒 1997年ゼネコン入社 2002年に転職し岩泉町役場へ。町民課、林業水産課、教育委員会などを経て、2015年から現職。

 

岩泉の山、それを取り巻く人々と向き合ううちにどっぷりとはまる。FSC森林認証を担当し、現在は広葉樹をはじめとした森林の持つ価値の最大化に向けて、森林コンダクター(復興支援員、地域おこし協力隊)と一緒に奮闘中

 

Iwaizumi Forest https://www.facebook.com/iwaizumiforest/
あしたの恵み、岩泉。 http://iwaizumi-forest.jp/