いわいずみFreaks 見たい 知りたい 教えたい いわいずみ きっかけサイト

TOP > 復興への道 > 1年が過ぎて

1年が過ぎて

2017.10.6

執筆者:岩泉町社会福祉協議会岩泉ボランティアセンター
ボランティアコーディネーター 井上恵太

 

岩泉町社会福祉協議会ボランティアセンターで、コーディネーター業務をしております、井上恵太と申します。

 

 

私が岩泉に来て、1年の時間が流れました。岩泉に来た理由は、台風10号豪雨災害の被災地支援として、NPOスタッフとしての派遣でした。岩泉に来る前までは、4月より熊本地震の支援で、熊本県におりました。災害の起こった所へ行くという、本来ならば、無いほうが良い業務をしていて、岩手県に来てからは、6年半の歳月が経ちました。災害からの復興に携わる者として、私の視点から見て感じる、岩泉の現状について、書かせていただきたいと思います。

 

被災から1年が過ぎ、一般的に言われる緊急期から、復旧・復興へと移行していくなかで、まずは復興以前に、復旧がまだまだ進んでいないのが、現状なんだと思っています。被災以前の日常生活を営む上でのライフライン(道路や橋はもちろん、飲料水などで困っている人もいます)の復旧でさえ、まだ時間が必要だと思われます(心の復興は、あるのでしょうか?)。

 

ボランティアセンターでは、今現在ハード(泥だし・家財出しなど)・ソフト(サロン活動・コミュニティー支援・心のケアなど)をしています。時の流れのなかで、、求められることも必要なことも変化をしていきます。復興に至るには、長い時間を要します、初期のボランティアから、岩泉の新たな町づくりを応援してくださる人が、まだまだ必要だと思っています。

 

 

災害だけの課題ではなく、今の社会・日本が抱える問題を考えなければ、真の復興へとは繋がらないと思っています(思っている人・考えている人は、少なからずいると思いますが、アクションにはなっていないように感じます)。

 

現状の目に見えるものだけでなく、10年後・20年後・30年後の岩泉を想い描き、未来へ繋がる町づくり(町づくりは、人づくりだと、私は思っています。人の暮らしのない所は、街ではないと思います。地域や社会を考えることのできる人を育てていかないと、町の将来への希望・輝きに向かって、歩んでいけないのではないかと思います)をしていかないといけないと感じています。

 

岩泉での1年の時の流れ、歴史・文化や気候・風土を感じ考えながら、ほんの少し岩泉のお手伝いができればと思っています。個人的には、岩泉の魅力は、よけいなところのないとこじゃないかと感じています。シンプルな魅力が伝わるといいなと思います。

 

岩ばっぴゃー岩泉

 

なお2017/10/06現在、現地おけるボランティアは土曜日曜のみの事前登録制となっています。また泥だしや家財運びだしもまだありますが、どちらかと言うとソフト活動(心のケア・コミュニティー支援など)や町づくりを応援することが多くなってきています。ボランティアを希望される方は岩泉町ボランティアセンターのFacebookページ(https://www.facebook.com/iwaizumivc/)などをご覧いただいた上でお問い合わせ頂ければと思います。